みなさん、こんにちは。
篠原継之助です。
暑い日が続きますが、みなさんお元気ですか?
さて、今回はコミュニケーションについて書いてみようと思います。
ボクは講演会の講師をすることもあり、色んなテーマでお話をするのですが
仕事、恋愛、家族、すべてに共通して大切なのは
『信頼関係=コミュニケーション』だと思います。
「コミュ力」などよく耳にする機会も多いですし、
本屋に行くとコミュニケーションに関する書籍がたくさん並んでいます。
ちなみに、「コミュニケーション力がある人」ってどんな人だと思いますか?
話し上手な人、盛り上げ上手な人、聞き上手な人…etc
ボクが思うコミュニケーション力がある人は『与えている人』だと思います。
疲れている時にほっとするような笑顔で関わってくれる人、
知らない情報を教えてくれる人、
前進するための気づきを与えてくれる人、
相手の求めているものを与えて、「この人と会えてよかった」と思われる人こそ、
コミュニケーションの達人だなと思います。
実は、学生時代のボクは極度の人見知りでした。
男子校出身だったのもあり女性の目を見て話すことができず、
このままではまずい・・と思ったところから人間関係や自分自身を大きく変えてきました。
そんな経験をしたからこそ言えること、
それはコミュニケーション力は『実践と慣れ』でどうにでもなります。
野球で例えるなら、入部したての時は「ホームラン打てるかな?」「あんなに速い球投げられるのか?」など不安に思うことがあると思います。
しかし、練習する中で気づいたらできるようになっていることが多いですよね。
いくら話を聞いても本を読んでも、実践に勝るものはありません。
それと同じで、コミュニケーションにもポイントがあります。
そのポイントを意識しながら、実践を繰り返していくと確実にコミュニケーション力は向上します。
いくつかポイントはありますが、今回はその1つをシェアしたいと思います。
それは…
『ほめる』
この「ほめる」単純なようでなかなか奥が深いんです。
わかっていても、なかなか心の中でとどめてしまう事も多いのではないでしょうか?
日本人は謙遜する文化があり、ほめ下手・ほめられ下手な人が多いと言われます。
ほめる人は、恥ずかしさをぐっと飲み込み、相手のいいところを素直に伝えてみましょう。
「ほめるという行為は、1円もかからずにできる贈り物」と教えてもらったことがあります
ほめられた人は、ぜひそのプレゼントを受けとりましょう。
さらに、ほめるときのポイントは3つあります。
Be Do Have
Be:在り方、伝わってくる雰囲気、人柄
Do:相手がしていること、仕事、実績など
Have:相手が持っているもの、身につけているもの
ぜひ、この3つの視点から「ほめる」を実践してみてください。
見た目や相手の仕事、仕事や過去の実績などDo Haveをほめることも良いですが、
一番重要なのは「Be」の部分をほめること。
自分の内面や価値観をほめてもらうと、相手もより満たされてお互いの距離がぐっと縮まります。
ぜひ、すぐに実践できると思いますので、これから出会う人たちに「与えるコミュニケーション」をとられてはいかがでしょうか。
与えよ、さらば与えられん。
聖書の有名な言葉ですが、ボク自身も良い影響を与えられる自分で日々を過ごしたいと思います。
ご一読ありがとうございました。