みなさん、こんにちは。
篠原継之助です。
先日、永松茂久さんの講演に行ってきました。
以前から経営者仲間のつながりで何度かお話を伺う機会がありましたが、
毎回ご年齢を感じさせない格好良さでした。
今回は「影響力」をテーマにお話いただき、沢山の気づき、発見ができました。
突然ですが、みなさんに質問です。
「うまくいく人といかない人の差」はなんだと思いますか?
永松さんは次のように答えていました。
「うまくいく人は、なぜ?なにをやる?どこにいく?が明確である」
ボク自身も何度かブログに書いていますが、やはり目的意識、明確さはとても重要ですよね。
たしかに、世の中良くなりたいと思っている人がほとんどです。
そして、「将来こんなことをしてみたい!」とやりたいことがある人もよくお会いします。
しかし、大事なのは「何故それをやりたいのか?」
それが言語化できているかどうかがとても大事 という訳です。
会社には経営理念があり、組織が成り立っていきます。
それと同様に、あなた自身の行動指針(それをやる理由)が自分のキャッチコピーになり、それに共感した人たちがあなたのファンや右腕となります。
これが影響力であり、自身の明確さが影響力の深さと幅につながるとのことでした。
共感できる点も多くとてもおもしろかったので、今回は講演の感想をまとめて書きたいと思います。
そもそも、なぜ自分自身の明確さが必要になったのか?
ITの発展により個人で発信できる時代になりました。
SNS、ユーチューブ、オンラインサロンなど様々な形でお金や人、情報が動いています。
先日渋谷を歩いていると、何組かのユーチューバーの方に声をかけられるほど、
年齢、職業、出身、など関係なく情報発信・働き方が多様化しています。
ボク自身もBAR経営をしていますが、なんと都内には67000店以上もの飲食店が存在します。
正直このご時世では「美味しいのは当たり前」です。
とはいっても、行列や予約待ちのおみせもあれば、閑古鳥が鳴いているお店も存在します。
それはなぜなのか。
どこで差がつくかというと「人の魅力」だと思っています。
例えば、お休みの日に出かけるとき、あなただったらどちらに行きますか?
・最寄り駅から徒歩3分、どんなお店かわからない行ったことのないカフェ
・最寄り駅から徒歩10分、お世話になっているオーナーがいるカフェ
おそらく後者を選んだ方が多いのではないでしょうか。
「あの人がいるから顔を出そう」「あの人に会いたい、話したい」など
飲食店に限らず日常生活でサービスを受ける、何かを買うときの判断基準は「人」のケースがほとんどです。
ボクも髪を切るときには、経営の師匠がやっているお店に通っています。
仮にみなさんが商売人だとして、価格帯で勝負をするとどんどん値下げ争いに巻き込まれ、
一時的に集客は見込めても、従業員への還元は減り、長期的な繁栄は難しいでしょう。
だからこそ、これからの時代に必要なのは「自分自身がブランドになり影響力をもつこ」
が必要なのです。
自分のブランド価値をあげるには?
ブランドというと、自分にはそんな大それたものはない・・と思う方もいるかもしれません。
永松さんが仰っていて、ボクもいいなと思ったのは
‘ブランドにする=自分をわかりやすくする’こと
冒頭で書いた、明確にすることです。
ご自身を一言で表すなら、何て書きますか?
強みを書いてもいいかもしれません。
強みを書くときのポイントは、自覚していることよりも「自分は普通だと思っているけど、まわりからは驚かれたこと」を書いてみると良いそうです。
そして、自分の強みを書き出したときにどんな人に向けて、その強みを発揮できそうか?
つまりは「こんな人が困っている時に、自分の強みを活かすと解決できそう」という風に書き出すと、少しずつ明確になっていきますよね。
ボク自身も「誰にどんな影響力を与えたいのか?そしてそれはなぜか?」
自身を内省するいい機会になりました。
そして、明確さが自分への強い確信につながることにも気づきました。
ぜひ、身近な友人や先輩、家族にご自身の強みを聞いてみても面白そうですね。
ご一読ありがとうございました。