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シェフから学べ!経営者としてのこころ構え!

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みなさん、こんにちは。
篠原継之助です。

バレンタインの季節も近くなってきましたね。

読者の中の女性は意中の男性に想いのこもったチョコレートを贈る方も多いのではないでしょうか。

経営者としてはバレンタインでも関係なく仕事をしています。

世間一般では、バレンタインは「女性が男性にチョコレートをプレゼントする
という認識があるみたいですが、
実際にバレンタインについて調べてみると、

バレンタインデー(英: Valentine’s Day)、または、聖バレンタインデー(セイントバレンタインデー、英: St. Valentine’s Day)は、2月14日に祝われ、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされる。元々269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日だと、主に西方教会の広がる地域において伝えられていた。

(Wikipedia~バレンタインデー~より)
となっており、チョコレートは直接関係ありません。

では、なぜバレンタインデーにはチョコレートをプレゼントする文化が生まれたのか?
最も有力なのが「モロゾフ株式会社」が広めたとされています。
自身のHPでも記載があります。

翌1932年、モロゾフは日本で初めて〝バレンタインデーにチョコレートを”贈る〟というスタイルを紹介。

(モロゾフ株式会社 HPより)

バレンタインの風習について見方はいろいろありますが、
ボクはチョコレート業界の販売戦略だと思っています。

これだけ国民全体に文化を広めるには相当な努力が必要だったんだろうと思います。

ついつい舞い上がってしまう自分もいますが、
経営者としてはビジネスチャンスであり、働きどころ満載です。

チョコレート、恋人とデート、プレゼント、、、などなど。
人のニーズが増えるタイミングでもあります。

さてさて。
少し前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。

先日、友人が主催するスイーツのイベントに行ってきました。
主催の方はフランスでパティシエとしての修行を積んできた方で将来自分のお店を出したいというビジョンから、
小さいイベントを企画して、お店を出したときのシュミレーションをしているんだとか。

確かに、イベント運営は
「集客」「会計」「価値の提供」「段取り」。。。など、お店を経営していく上で必要なスキルを使うと思います。

そこで、ボクもきっと学びがあるだろうということで、
準備する段階から参加させていただきました。

結果は大盛況で、料理は美味しすぎて3秒でなくなる。
ただ、お客さんはみんな満足していました!

今回はそこで学んだことを3点シェアさせていただきます。

    ~テキパキ動く!事前準備!~

やはりプロだなと思ったのは、この事前準備にあります!
お菓子を作るのには当然、時間がかかります。

そして、イベントの時間自体は約2時間程度。
スイーツを作って提供するとギリギリになるなと思っていました。

しかし、お客さんの待ち時間には別の料理を作って出す。
更にそのための準備もすべて分量どおり、
時間どおりに提供していました。

ボクも師匠に
「仕事の8割は準備、当日は残りの2割だけ。」と教わってきました。
その基礎基本が生きていているからこそ、
料理も美味しいし、お客さんも満足していたんだなと確信しました。

    ~モノに価値をつける工夫~

ボクは料理は味だと思っていました。
ただ、今回のイベントで価値観がかわりました。

ケーキの上にきれいな飴細工を乗せていました。
この装飾で、女性の方々は大絶賛!!

どれだけモノに価値を乗せられるかって少しの工夫で出来たりするものですね。
ボクもよく相談を受ける時には、
相手が何を求めているのかをよく聴き、
どんな価値を相手に伝えればいいか考えてから、アドバイスをします。

今回の場合は、女性は単に甘いものを食べたいというニーズに加え、
おしゃれで可愛いものを見たい!というニーズがあったのでしょうね。

    ~絶対成功させる!コミット!~

これだけ盛り上がったイベントも
主催の方を始め、スタッフの方々が、絶対お客さんを喜ばせるぞ!
というコミットがあったからだと思います。

そのコミットは、イベント中の厨房を見ていたときでした!
ボクを含め、料理やお酒、会話を楽しんでいる人の裏で、
シェフの真剣な表情と、テキパキと支持を出しながら、
創り手として汗をかいている姿がありました。

その必死な姿からは、この人を応援したい!!
という気持ちが湧き上がってきます。

経営をする上で、信頼できる仲間と、応援してくれるファンは必須だと思っています。
その協力者をつくる原因をここで学ばせていただきました。

ボク自身も今回学んだことを生かして、今後もっともっと大きな成果をつくっていきます。

ご一読ありがとうございました。

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