みなさん、こんにちは。
篠原継之助です。
8月ももう後半戦ですね。
甲子園も今年で100回を迎え、歴史の長さを感じますが、
優勝にむけて全力で試合に臨む選手たちには感動させられますね。
そこで、今回は「目標達成」と「感情」の関係について書きたいと思います。
みなさんは「目標」と聞くとどんなものをイメージしますか?
必要なもの、難しいもの、達成するもの・・人によって様々なイメージがありますよね。
多くの人は、目標を達成するのは難しいのでは?と考えているかもしれません。
セミナーでも「目標を決めたはいいものの、未達成で終わってしまった」とお話される受講者もいらっしゃいます。
実際、ボク自身もその一人でした。
しかし、実際のところ目標を達成する人、しない人の差は
「物事をどう意味づけるか」で決まると思います。
例えば「そうじ」から連想するものはなんでしょう。
⇒面倒、大変、すぐに汚れる・・など自分の中でそうじに対する意味づけがありますよね。
しかし、本来そうじ自体に「面倒」などの意味は無く、そう解釈しているのは自分自身です。
その解釈が「あとででいいか・・」という行動を引き起こしている。
つまり、何か行動できない原因は自分自身にあるのではなく、「面倒」と思っている感情であり、その感情を作っている「意味づけ」にあります。
なので、無理に行動を変えようとしても感情は「面倒」なままで、「しなければならない」と思うと長続きしない。
この「しなければならない」感情を「したくてたまらない」に変えると、目標達成が楽しいものになります。
先ほども書きましたが、大事なのは物事に対する「解釈の仕方」です。
そのときに重要なのが、解釈のモトがどこからきているかです。
一般的に、人には「過去・現在・未来の3種類の記憶の引き出し」があるそうです。
たいていの人は過去やってきたことから物事を判断しがちで、
先ほどの「そうじ」の例で言うと、
過去の経験からそうじは面倒、時間がかかるなどのイメージがある。
現在の経験から判断すると「仕事が忙しい」「他にやることがある」と後回しにしてしまう。
しかし、「そうじをするとこうなる、ああなるだろう」という未来の記憶を増やしていくと、「物を探す時間が減って時間の短縮になる」「読書に集中できる」など、
ある時点から「そうじをしないと損なのでは?」と感情の変化が起こります。
こうなると、今までためらっていたことやなんとなく先延ばしにしていたことも、
楽しみながら取り組める状態になります。
解釈の仕方を変えるだけで、「やらなければいけないこと」が「やりたいこと」に変化します。
ボク自身は、考えを整理するときに「紙に書き出すこと」を大事にしていますが、
併せて、以前ブログにも書いた「問いかけ」をするとさらに効果的です。
例えば、「そうなったらどうする?」という問いをしながら紙に書き出してみると、
そうじをする⇒部屋がきれいになる⇒友人を招待できる⇒交流が深まる⇒人間関係が広がる⇒毎日が充実する
こうなると、「そうじ=人生の充実につながる」という解釈になりますよね。
本当はやってみたいけど先延ばしにしていたことも、
ご自身の感情としっかり向き合ってアウトプットしてみると、
捉え方を変え、目標達成に近づくチャンスになるかもしれません。
ぜひ、簡単にできるので試してみてください。
ご一読、ありがとうございました。