みなさん、こんにちは。
篠原継之助です。
先日、友人の講演会に参加をしてきました。かれこれ10年以上の付き合いですが、お互い起業して苦しい時代も一緒に乗り越えて、今、こうしてやりたい仕事を思いっきりできていることが嬉しい今日この頃です。
講演のテーマは『モテるコミュニケーションとは?』
モテると言うと、異性から好感を持たれることかな?とイメージしがちですが(もちろん大事です)
実際には年代・性別問わず、どんな人からも好かれて信頼関係を築ける人が、真にモテる人ではないかなと思います。
講演をしてくれた友人は、まさに老若男女問わず良好な人間関係を築く達人だなと思います。講演を通じて、コミュニケーションは「何を話すか?」ではなく、「どんな自分でいるか?」が大事ということを改めて学びました。
メラビアンの法則にもあるように、人の印象を決める要素は以下の3つです。
・言語情報 7%
・聴覚情報 38%
・視覚情報 55%
つまり、何を話すか?という部分を磨いたとしても全体に与える影響力としては小さい。
それよりも、服装・表情・声のトーンやスピードなど視覚・聴覚の部分を鍛えるだけで人に与える印象はいくらでも変えられると教えてもらいました。
ある女性経営者の講演に参加した際にも、数日後に残っている印象は、何を話していたかよりも「笑顔が素敵だな」「エネルギッシュで一緒にいたら楽しそうだな」という言葉以外の93%でした。
今回は、講演での気付き・すぐに実践できることを2つシェアしたいと思います。
1.第一印象は自分の魅せ方次第
みなさんはどんな人と出会いたいと思いますか?
・清潔感のある人
・よく笑う人
・仕事をがんばっている人・・etc
好感をもつ要素は外見・内面と様々ですよね。
「鏡の法則」という本が有名ですが、人は自分と似た人を引き寄せます。
「類は友を呼ぶ」とも言いますよね。
出会いたいと思う人を待つよりも、自分自身がそうなってしまったほうが早いということです。
ある研修会社の社長の方が「人生はプレゼンテーション」だと仰っていました。
つまり、人と会うこと=自分をプレゼンする場でもある。
第一印象をどう魅せるかは自分次第でどうにでもなりますし、
相手に残る自分の第一印象は3秒で決まり、その後2年続くとも言われます。
ぜひ、人と会う前には理想の自分になりきって行きましょう。
2.自己開示
どうしてもコミュニケーション力を鍛えると言うと、スキルテクニックなのでは?と考えてしまいますよね.
もちろんそれも大事ですが、「これを言えば間違いない!」という正解はありません。
マニュアルが無いからこそ、工夫次第で自分の成長も人間関係の幅も広げられるのがコミュニケーションの面白さだなと思います。
返報性の原理 というのをご存知ですか?
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。(ウィキペディア)
その中で「好意の返報性」というのがあり、
自分から相手に興味・好意を示すと、相手からも返って来るというものです。
人から何かを褒められたとき、相手のいいところを褒めた経験はありませんか?
相手との関係が浅いときほど効果的に働き、仲を深められるきっかけになります。
ぜひ、「自分は受身かも・・」と思う方は、自分から挨拶をしてみる、相手の良いと思ったところを褒める、などギブから始めるコミュニケーションをしてみましょう。
ボクも以前、面接や初対面などの緊張する場面で、「ショートコント!○○○」と呟き、程よい緊張感を楽しみながらコミュニケーションをとっていました。(おかげで面接はほぼ100%受かっていました)
仕事や恋愛いろんな場面で使えると思いますので、ぜひお試しください。
ご一読ありがとうございました。