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目標設定の仕方とは?

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みなさん、こんにちは。
篠原継之助です。

急に風が涼しくなり、秋を感じさせる気候になりましたね。

前回、目標達成と感情の関係について書きましたが、
今回は「目標設定のコツ」について書いてみたいと思います。

目標設定が大事、とわかっていながら、いざ机に向かうと何から書いていいのかわからないことってありませんか。(就職活動時の自己分析を思い出します・・)

これは以前から書いている「自分への問いかけ」がポイントになりますが、
そもそも、目標設定がなぜ大事なのか?というと、
自分の方向性(ゴール)を決めるためです。

旅行の計画を立てる際も、まずは「行き先」を決めますよね。
それと同じで、自分の人生の行き先を決めることが重要です。

そのため、ボク自身は下記のような問いを自分にしながら、紙に書き出しました。

・ほしい物・やりたいこと
・行きたい場所
・大事な人にしてあげたいこと
・なりたい姿

書き出す時に、ポイントは3つあります。

1つ目は、できるだけ沢山書くこと。15分や30分と時間を決めて、集中して思いつく限り書くと結構出てきます。目安は100個以上書けるといいですね。

2つ目は、自分の思考の制限をはずすこと
今できる範囲内で書くと、「有休を使って出かけるならせいぜい2泊かな・・」「今の給料だとこのぐらいかな・・」などと自分自身の可能性を狭めてしまいます。
前提は、「宝くじで10億円当たったらどうする?」「自分の収入が10倍、100倍だったら何をする?」と考えると、できることではなく「本当にやりたいこと」が出てきます。

3つ目は、具体的にすること。
例えば、「ベンツが欲しい」と書いたとします。
⇒実際に購入するとしたらどんな車種でいくらか?
⇒自分は何歳で、だれと乗りたいか?など
金額や期限をつけたり、具体的なシーンをイメージしてみるとよりリアルになります。

書き出してみるとわかりますが、自分でも気づかなかった理想や価値観を振り返る良い機会になります。

現在、メジャーリーグで大活躍している大谷選手も、学生時代に「マンダラチャート」という目標達成シートを書き出していたそうです。
アウトプットすることは、考えを整理する意味でも重要です。

しかし、自身と向き合うときに「とはいっても・・」「どうせ書いたって現実は変わらない」と思う方もいるかもしれません。目標があることが良い悪いということではなく、努力をするしないも自由です。

ただ、ある女性経営者の方に「目指しても目指さなくても、何かしら障害は訪れる。だとしたら、努力して目指しているほうが乗り越えられる可能性がある」というお話を伺ったときに、ボク自身行き当たりばったりの人生ではなく、思い描いた理想に向かって行動したいと思いました。

最後に、目標設定と同時に現状把握をすることもお勧めします。

一例ですが、
・ご自身の得意なこと・苦手なこと
・取得した資格や免許
・どんなことをやっている時に楽しさを感じるか
・この10年で達成したこと・できるようになったこと
・今までの人間関係など

なども書き出してみると、自身の棚卸しができます。

目標設定=旅行の行き先を決める とすると、
現状把握=出発地点を知ること になります。

行き先と現在地が分かれば、あとはいつまでにどうやって行くか?を決めて行動するだけです。

2018年も残り4ヶ月半、何かしらテーマを持って過ごすと得られるものも違うと思いますので、ぜひご自身と向き合う時間を大切にされてくださいね。

ボク自身も、楽しみながら目標を達成できるよう日々過ごします。

ご一読ありがとうございました。

参照:マンダラチャートの使い方・書き方(テンプレ付):大谷翔平も実践した目標達成シート「マンダラチャート」
http://u-note.me/note/47502826

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