みなさん、こんにちは。
篠原継之助です。
前回に引き続き、今回もAIについて記事を書こうと思います。
前回の記事で、
「10~20年後以内になくなる職業ランキング」と、
「10~20年後まで残る職業」を紹介させて頂きました。
ちなみに、ランキングはこちらでした。
↓↓↓
【10~20年後以内になくなる職業ランキング】
1位:テレオペレーター
2位:不動産登記の審査・調査
3位:手縫いの仕立て屋
4位:コンピューターを使ったデータ収集・加工・分析
5位:保険業者
【10~20年後まで残る職業】
1位:レクリエーション療法士
2位:整備・設置・修理の第一線監督者
3位:危機管理責任者
4位:メンタルヘルス・薬物関連ソーシャルワーカー
5位:聴覚訓練士
東洋経済新報社「AI vs 教科書が読めない子供たち」より引用
ランキング入りしている職業に共通した特徴は何でしょうか?
AIの時代に備えて、この特徴を理解することはとても大事です。
まず、
「10~20年後以内になくなる職業ランキング」に共通しているのは、
仕事がマニュアル化しやすいということです。
ランキング1位のテレオペレーターは、
お客様対応用のトークスクリプトがあることが多く、いかに仕事をマニュアル化させるかが肝になってきます。
「仕事がマニュアル化しやすい=決められたルールにしたがって、仕事をすればよい」ということです。
AIがマニュアルをデータとして取り込めば、AIが人間の仕事を代替することは容易なことでしょう。
一方で、「10~20年後まで残る職業」に共通しているのは、
コミュニケーション力や柔軟な判断力が非常に求められるということです。
ランキング1位のレクリエーション療法士は、精神障害を抱える方の感情や状態を汲み取り、適切な心理療法を行います。
ランキング3位の危機管理責任者は、災害時など危機発生時に迅速かつ的確な行動を取ることが求められます。
どれも、マニュアル化することはなかなか難しい仕事と言えます。
AIはそもそもは、コンピュータであり、コンピュータができるのは、計算のみです。
「応用が利かない・柔軟性がない・決められたルールの上でしか計算できない」などAIには弱点があります。
相手の感情や背景、その時の相手の置かれている状況等を瞬時に見極めて、適切な行動を取るということは、人間だからこそ出来ることです。
ただ、コミュニケーション能力や柔軟な判断力といった能力は、AIの時代が到来する前から、必要であると言われておりました。
このように、どんなに技術革新が起きて、世の中が変化しても、普遍的に大事なものは存在します。
周りの状況や環境に左右されない生き方をするためにも、今、どんな力を付ける必要があるのかを見極めることをオススメします。
ボク自身も経営者として日々、自分を磨き続け、世の中に貢献できる幅を広げていきます。
ご一読頂き、ありがとうございました。