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【講演会】山本久美さんの講演会に参加しました♪【世界の山ちゃん】

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こんにちは。
篠原継之助です。

先日、(株)エスワイフードの代表取締役である山本久美さんの講演会を拝聴しました。
(株)エスワイフードは、スパイシーな手羽先「幻の手羽先」が名物料理の居酒屋「世界の山ちゃん」を運営する会社です。

「世界の山ちゃん」は1981年に山本重雄さんが愛知県で設立した飲食店で、現在は(株)エスワイフードとして社名を変え、世界の山ちゃんブランドを始めとする飲食店を70店舗以上、日本全国に展開していて、海外進出も果たしています。

山本久美さんは、世界の山ちゃんの創業者である山本重雄さんの奥様で、2016年に山本重雄さんが御逝去してから(株)エスワイフードの代表取締役に就任されました。

山本久美さんは学生時代バスケットボールに打ち込んでいて、キャプテンとして全国優勝を経験されたそうです。
また、社会人になってからは小学校の教員として教鞭をとりながら、ミニバスケットボールのコーチを務め、指導者としても全国優勝を経験されています。

代表取締役に就任されるまで、経営の経験は無かったそうですが、山本重雄さんが亡くなった際に、「次期社長は久美さんしかいない!」という後押しを受け、代表取締役社長に就任されました。

講演の場に立たれた際の第一印象は、とても謙虚で親しみやすそう、という印象でしたが、講演を聴き、「世界の山ちゃん」という企業をとても大切にされている想いの強さと、強い責任感を持つ方だと強く感じました。

そんな山本久美さんの講演から、経営に大切なこをたくさん学ばせていただきましたので、ご紹介します。

なんでも取り入れる文化

「世界の山ちゃん」は、創業当時は「やまちゃん」という店名の居酒屋でした。
当時の話を山本久美さんがお話してくださいました。

山本重雄さんは元々海上自衛隊に勤めていたのですが、手にとった本に書いてあった「1億円貯めたら金利で生きていける」というメッセージに影響を受け、海上自衛隊を辞め、1億円を貯めるために開業されました。

その山本重雄さんは、「なんでも取り入れること」を大切にされている方で、従業員のアイデアやお客さんからのアドバイスを積極的に取り入れていたそうです。

例えば、「世界の山ちゃん」という店名、元気なバイトの方が予約の電話を取る際に「はい!世界の山ちゃんです!」と電話応対していたのを聞いて、「いいな!」と思い取り入れたそうです。

このエピソードを話されていた山本久美さんも「学ぶことは真似ること」とおっしゃっています。なにからでも学び自分の仕事に活かす姿勢が大切だということです。
その行動原理は「お客様に喜んでもらうため」そして「従業員を守るため」に実施です。自分が関わる人々が大切だからこそなんでもやる姿勢を貫かれていました。

「なにからでも学ぶこと」が今も(株)エスワイフード全体に文化として根付いているからこそ、従業員の方々からの意見も活発になり、その結果、業績が右肩上がりになっているんですね。

継続の大切さを体現した「てばさ記」

山本久美さんが大切にされている言葉の1つが「継続は力なり」です。
(株)エスワイフードの代表取締役に就任する前から山本久美さんは、小学校の教師をしていた経験を活かし、山ちゃんの広報誌「てばさ記」を発刊し続けています。
「てばさ記」は山ちゃん料理を待っているお客さんに少しでも楽しんでもらおうと発刊され始めたものです。

山本久美さんは創刊してから1人で制作し続けていて、20年間でインフルエンザだった時を除いて1回も欠かさず「てばさ記」を発刊し続けています。
しかも、パソコンを使えば綺麗に仕上がるのですが、「手書きの方が温かみがある」という思いから、ずっと手書きにこだわって制作されているそうです。

継続のこだわりがわかるエピソードがあります。
夫である山本重雄会長が亡くなった時、てばさ記の発刊について、周囲から「さすがにおやすみしたら」と言われたそうです。
しかし、「それは私に対する配慮ですかお客様に対する配慮ですか?私に対する配慮であれば必要ありません。発刊の延期は会長も望まないはずです。」と答え、いつもと変わらず「てばさ記」を制作し、楽しみにしていたお客さんに届けたそうです。
やるからには徹底して真面目に取組むということを、故・山本重雄会長が大切にされていて、山本久美さんも1番身近な場所で見てきたからこそ、継承されているのだそうです。

「てばさ記」は代表取締役という多忙な立場にありながらも、現在も山本久美さんが自ら発刊し続けていらっしゃいます。
まさに、継続を体現された方ですね。

経営者になるための3つのステップ

経営の御経験がなかった山本久美さんが経営の力をつけるために大事にしてきたことをバスケットボールに例えて3つのステップにまとめてくださいました。

⑴正しいフォームを習得する(基礎基本を習得する)
⑵習得したらたくさんシュートする(数やる)
⑶いろんな場面ごとの練習をする(応用力をつける)

この3つのステップに沿って努力すれば、経営の力がついていきます。
そして、経営者として目標を達成していくために大切なことは「なりたい像を描き、毎日必ず見ること」とおっしゃています。

さらに日々意識することは広範囲の経験を重ねていくこと、悩んだらイバラに見える道を選択することです。
困難を超える努力が必ず自分の力になるからです。

山本久美さんの講演を聴いて、ボクが経営の道を志した時に教えてもらった「誰にでもできることを誰よりもやる」という言葉を思い出しました。
実直に毎日最大限チャレンジしていくことをボクも改めて大事にしていき、事業をさらに伸ばしていきます。

皆様、ご一読いただきありがとうございました。

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