世の中に与えた影響の対価が収入である
みなさん、こんにちは。
篠原継之助です。
8月に入りましたね。
2019年も半年が経ち、夏らしい気候になって
夏休みの計画を立てている方も多いのではないでしょうか?
年始に目標やテーマを決めた方は振り返る機会を、
なんとなく過ごしてしまった方は、「考える時間」をつくることをおすすめします。
昔は飲み会やテニス三昧だったので、日々の楽しさを追い求めていましたが、
それだけだと心許ないというか、「このままでいいのだろうか・・・?」と思うタイミングが来ると思います。
大それた目標を掲げてほしい訳ではなく、一度自分自身の将来と向き合うきっかけをつくれると1日1日の価値がぐっと上がる体験ができると思います。
ボクも1ケ月に一度は自分自身の実績と行動を振り返る時間を作っています。
今でこそ、努力が少しずつ形になってきて実績がついてきましたが
特別なことをしてきたとは思っていません。
学生時代、定期テストのスケジュールや、進路を考えるタイミングで
計画を立てたことがある方がほとんどだと思います。
しかし、社会人になると働くことが目的になってしまい、どこか1週間1ケ月の繰り返しの先に、気づいたら年末・・・!!なんてことが多い気がします。
前述したとおり、ボクは自分の目標を叶えるために特別なことをしてきていません。
どうして今の様な結果を作ることができたのか?
本日は、ボクが今の結果を作るために意識してきたことを
お伝えしようと思います。
1.練習量が差を生む「スピーチ力」
みなさんの思い浮かべる成功者は、どのような方でしょうか?
日本でいうと、長者番付常連者の斎藤一人さんやソフトバンクの孫正義さん、ユニクロの柳井正さんを思い浮かべる方が多いかもしれません。
世界的にみるとアップルの創始者スティーブ・ジョブズさんかもしれませんね。
この方たちの共通点はどのようなものが思いつくでしょうか?
経営者、高額納税者、資産家、成功者
色々思いつくと思います。
ボクがこの2人に思いつく共通点が
みんなを惹きつける「スピーチ力」です。
特にスティーブ・ジョブズさんのスピーチは有名ですよね。
iPhoneなど新製品の発表が印象的だと思います。
新製品というだけですでに興味を惹かれますが
さらに、その商品を魅力的に話すスピーチ力は
さらっとやっているように見えますが
とんでもない努力を重ねた結果でしょう。
京セラの創業者である稲盛和夫さんもイメージがあまりないかもしれませんが
YouTubeなどに多くのスピーチが載っているので
聞いたことがない人はぜひ、聞いてみてください。
みなさんの周りでも話すのが上手い人の多くは、仕事ができる人が多いのではないですか?
ボクも、今でこそ講演会で話す機会がありますが、
始めからスピーチが上手くできたわけではありません。
寝る前の時間や、朝早く起きて練習をして
多くの方からフィードバックを頂き、改善して今があります。
そして、スピーチ力がついてきた時から
少しずつ仕事も上手くいくようになってきました。
実際に人前でスピーチをする機会は
人によって差があるかもしれませんが、
力をつけるまでの過程が自分自身を大きく成長させるきっかけになりました。
分かりやすいもので、集中して練習を続けた時は周りから沢山お褒めの言葉を頂きました。
しかし、天狗になって練習をサボっていた時は成果も横ばいでした。
努力をして、変化させた自負が一番の自分に対する影響だったと思います。
そのポジティブな影響が、周りに伝染し
「あなたと一緒に仕事をしたい」となっていったのだと思います。
どんな仕事も、最終的には「人と人」とで作り上げるもの。
自分のあり方・意思が正確に相手に伝えるのは意外と難しいものです。
「伝えたいことを、相手に伝わるように伝える」ことで、
コミニュケーションの質が上がり、理想の人間関係、成果につながるとボクは信じています。
スピーチ練習だとイメージが付きにくいと思いますので
最初は、人と話す・場を盛り上げる練習をすることをおすすめします。
2.スポーツも仕事も成長がそのまま肩書になる「称号」
称号と聞くとスポーツの世界、特にボクシングなどでよく聞く言葉だと思います。
仕事とどう関係するの?と思うかもしれませんが
ボクシングで称号を獲得し、タイトルを上げていくとどうなるでしょうか?
そう、多くの賞金を稼ぐことができるのです。
一般企業においては、タイトル=肩書と言い換えるとイメージしやすいかと思います。
課長、部長、社長などの役職ですね。
スポーツでタイトルを追うことは承認されることが多いですが
社会においてタイトル(肩書)を追うと、なぜか指をさされることが多いです。
なぜ、この様な風潮が蔓延しているのかと考えると
「お金を稼ぐ=汚いこと」とイメージしている人が多いからだと思います。
これは非常に残念なことだと思っています。
資本主義国家である日本において、
資本(お金)は確実に必要な力だと思います。
その力をつけるためには、タイトルを追う必要があるのです。
仕事を本気でやって、社会に貢献した人が稼ぐのは当然の事だと思います。
本気でやるから成長がある。
その成長の結果が世の中でわかりやすく表現されるのが「タイトル(肩書)」です。
ぜひ思い切り仕事をして、タイトル・ステージを上げていきましょう。
仕事をしていると、どうしても目の前の事ばかりに目が行って
目標を見失いがちになりますが、自分が目指すべきものをしっかりと意識できるかどうかが
その達成の確立をグッと高めていくとボクは思います。
それぞれの会社に必ずある企業理念、
あなたの人生の理念はなんですか?
人生においてのタイトルをしっかりと決めることで
同じような生活も変わった角度でみることができるようになります。
仕事と人生のタイトルをリンクさせることができたら
あなたは結果を残せる人物になっていると思います。
3.世の中からの通信簿「経済力」
先ほども出ましたが、資本主義国家である日本にとって
経済力は大事な力です。
なくて困ることはありますが、あって困ることはありません。
この経済力をどのようにつけたらいいと思いますか?
また、どのような人に経済力がありそうでしょうか?
2人の営業マンAさんとBさんでイメージしてみましょう。
能力は同じ、容姿も変わらない、扱う商品、仕事の時間も同じ
しかし、営業成績はまるで違う。
この情報を聞いてどのような2人をイメージしましたか?
おそらく違うのは「人柄や価値観」ですよね。
Aさんは明るくて社交的で人から感謝されやすい。
対して、Bさんは仕事に一生懸命だが愛想がなく愚痴を言う。
こんな2人をイメージしたのではないでしょうか?
どうせ同じ商品を買うのなら、
印象の良い人、丁寧な対応をしてくれた信頼できる人から買って
対応してくれて「ありがとう」と言いたいですよね。
この「ありがとう」の数が大人になってからの成績であり
人にいい影響を与えた結果が収入(経済力)であると思います。
ボクが仕事でうまくいっていない時は
このことを忘れていることが多かったです。
自分の求めるものばかりに気が向いて
人から感謝される行動ではなく、自分がしてもらって嬉しいことを相手に求めている。
こう聞くと、うまくいかないのは当然だと思いますが、
実は気づいていないだけで、似たようなことをしている人は意外と多いのです。
キリスト教の修道女でノーベル平和賞を受賞したことで有名なマザーテレサは、
生涯を人への貢献に尽くし
彼女が亡くなった時に残った私物は、トランク1つと莫大な寄付金だったと言われています。
まさに、世間からの感謝の結果が経済力に繋がった人だと言えるでしょう。
企業、仕事も同じです。
仕事で稼いでいる人は、見られていないだけで多くの人に感謝をされ、しています。
あなたは普段どれだけの感謝をされる存在ですか?
考えてみるといいかもしれませんね。
さいごに
いかがだったでしょうか?
人は誰しも何らかの影響を受け、与えています。
受けるのも、与えるのもポジティブないい影響がいいですよね。
仕事やプライベートを本気でやっていない人・行動していないのに結果ばかり求める人に限って、行動している人に対して指をさしたり罵倒したりします。
せっかく行動しているのに、そこで折れてしまってはもったいないです。
ボク自身も、経営者になると決めて行動し始めた時は多くの方に後ろ指を指される経験をしました。
しかし、それも今ではいい経験です。
その経験があったから、人が辛いと思う気持ちがよくわかりますし
その経験のお陰で今の大事な仲間たちに出会うことができました。
何事も継続し努力し続けることで、自分の求める結果を得ることができる。
今、夢に向かって行動しているあなた
これからも行動し続けてください。
今は1人で目指しているかもしれませんが、
本気の人には必ず本気の人が集まってきます。
共に人生を目指し続ける仲間として一緒に頑張っていきましょう。
ご一読ありがとうございました。
篠原継之助