みなさん、こんにちは。
篠原継之助です。
先週末は各月で開催している講演会に行ってきましたが、
回を重ねるごとに沢山の気付き・学びをもらいます。
様々な年齢・職種・業種の方々がいらっしゃる中、
共通しているのは「将来について漠然とした不安」を持たれている方が多いということです。
ボク自身も変化の激しい世の中で、今の延長線上がどうなっていくのか?
不安に思ったところから行動してきたのが約10年前。
10年前はスマートフォンはありませんでしたが、今ではスマホなしの生活って考えられませんよね。
それほどまでにIT・技術革新が進んでいるんだな・・と感じますが、
これからの10年はどんな未来が待っているんでしょう。
AIの発展でヒトの仕事はどう変化する?
最近読んだ日経新聞にAIに関する記事が沢山書いてありました。
「AIの発達で仕事がとって変わられる」と言われていますが、
実際に記事を読むと「そんなことまでAIでできるようになっているのか!」と驚きました。
2044年に創業200年を迎えるガラス加工メーカーの硝子工業。
生産性向上のために、現在6台のロボットとの分業を進めており、工員は微妙な削りを入れるだけだそう。
どんどんロボットと人工知能の発達が進んでいく中で、松浪社長は
「無から有を生むアイデアこそが利益の源泉になる」と考え現場の社員を商品企画に移す案を練っているそうです。
AIとヒトの共存をどう仕組みにするか、今後企業にとっては大きなテーマとなりそうですね。
資格をとれば安定?
また、AI波及の影響で弁護士・税理士など「士業」から起業する人が増えているようです。
文書作成など定型業務が多い士業の仕事は、AIの発達によって仕事量が減少すると言われており、将来への危機感を背景に、自身で経営を目指す人が増えているようです。
日本では「起業」「経営」と聞くと、どこか一部のヒトがやるもの・・とイメージされる方もいるかもしれません。
しかし、AIの発達や働き方の多様化により、日本でも副業OKの企業が増えていますよね。
よく、「なぜ起業したのか?」質問をいただく機会が多いのですが、
経営者になりたい!というより、このまま行くとお金に困りそう・・やりたいことができないかもしれない・・と正直ネガティブな所からスタートしました。
ただ、自分自身がやってきてよかったことは
今後起こりうることに対して、なんとなく過ごして待ちぼうけるのではなく、
「自分の人生を自分で作る」と決めて、行動してきたことです。
ある経営者の方に、「あなたの人生の経営者はあなた自身」と言っていただいたときに、
ハッとしました。
経営=仕事の面ではなく、自分の人生の舵をどうきっていくのか?ひとつひとつの選択が経営判断なのか、と気付きました。
そして、ボク自身はすぐに会社を辞めて起業したわけではなく、まずは「知る」ことから始めました。
働き始めると、どうしても人間関係が狭まりがちなので
フットワークを軽くして色々な仕事をしている人に会ってみたり、読書をして視野を広げてきました。
最近読んだ本には、読書をするメリットは自分の常識の範囲を広げられること、と書いてあり納得しました。
人は過去の延長線上で物事を判断する癖があります。
学校、就職も「得意なこと、過去やってきたから」で選んだ人も多いのではないでしょうか?
しかし、自分基準で選んでしまうと選択肢も少ないですよね。
結婚相手を探すときに卒業アルバムから選ぶようなものです。(笑)
なので、視野を広げることが大事ですが、
ポイントは「うまくいっている人から話を聞くこと」
野球を上達しようと思ったら、上手な人から教えてもらうのが効果的なように
新しいことを知るときにも、その世界で結果を出している方から話を聞くのが効果的です。
読書も同様、自分で選ぶよりは、人に薦めてもらったものを読んできました。
自分で選ぶと当たり外れがありますが、読書好きな人に薦めてもらったものにはずれはないと思います。
2018年も終盤、1年の振り返りや来年をどんな1年にしたいか?
考え、一歩行動してみると新しい発見・出会いが見つかるかもしれません。
ご一読頂きありがとうございました。
参照:
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3735366004112018MM8000/