コンサルティング

トップアスリートが注目する睡眠コンサルタントとは?~睡眠の質を上げる2つのポイント~

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みなさん、こんにちは。
篠原継之助です。

4月 新学期、新年度がスタートしましたね。
駅の近くでは新入生と思われる方たちが待ち合わせて登校している姿をよく見かけます。
学生さんの初々しい姿に大学時代を思い出しますが、もう10年以上前になるのかと思うと
年々あっという間に時間が過ぎていくなぁと感じます。

新しい環境は刺激が沢山で面白いですよね。
ボクも大人になってから、出会いの数だけ新たな発見があり、沢山のことにチャレンジさせてもらいました。

経営の師匠からはサーフィンを教えてもらい、
仕事仲間と行った香港旅行では、(高所恐怖症のボクに)高さ233mのマカオタワーからのバンジージャンプをプレゼントしてもらったり、本当にネタ満載な毎日を過ごせていることに心から感謝です。

とはいえ、これだけ仕事もプライベートもアクティブに過ごせているのは「健康管理」があってのことです。

「5月病」という言葉もあるように、新しい人間関係、職場など慣れない環境では少なからずストレスもかかります。
ボク自身も何度か書かせて頂きましたが、もともとは大の人見知り。
女性と目を合わせるだけでも脇汗が止まらない、という状態でした。
社会人1年目の4月から経営者のタマゴとしてスタートをきり、右も左も分からない中でなんとかやってきた、というのが正直なところです。

いまになって、健康の大切さを痛感していますが、
経営だけでなく社会人としてお金を稼ぐ以上、「自己管理」はとても重要です。

ありがたいことに、知人の紹介で健康のプロフェッショナルな方々とお話する機会も多いのですが、口をそろえて仰るのは「睡眠の質が生活の質に直結する」ということです。

日本人は睡眠時間が短い、と言われますが時間よりもどれだけよい睡眠ができたか、のほうが重要と言われます。
次の日が休みのときに、いつも以上に寝たはずなのに疲れがとれない・・・なんてことありますよね。
逆に睡眠時間はいつもと変わらないけど目覚めが良い、という経験もあると思います。

昨今、スポーツの世界でも「睡眠」はとても注目されています。
サッカーで有名なマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーなどのトップアスリート向けに、スリープコーチと呼ばれるコンサルタントが、パフォーマンスを最大限に引き出すための睡眠の基本をコーチングしているほどだそうです。

なので、今回はよりよい睡眠をとるために、日常生活でできることを書いてみたいと思います。

<眠るときは部屋を真っ暗にする>

みなさんは眠るときに部屋の電気は消していますか?
実は、ある研究では電気をつけたまま寝ると安眠できないだけでなく、肥満の元になるリスクがあるとされています。
人は寝始めの90分に深い眠りが得られると成長ホルモンが多く出ますが、そのために必要なメラトニンという物質は光に弱いそうです。
質のいい睡眠をとりながら健康的に脂肪を燃焼させるためには、部屋の電気は消して寝るのが良いそうです。

ポイントは、まったく光が入らないぐらい真っ暗にすると本能レベルで危機感を感じて安眠が難しいので、部屋の電気を消してカーテンの隙間から太陽の光が差し込むぐらいがちょうどよさそうです。
もし、明かりがないと眠れない、と言う場合には直接目に光が当たらないようなフットライトなどがオススメです。

<気持ちよい目覚めは眠る前の一工夫>

一人暮らしを始めたり、社会人になると最初に直面するのが「早起き」と答える方は多いと思います。始業間際に会社に駆け込むサラリーマンをよく見かけますが、朝バタバタしていると、ケアレスミスや忘れ物をしてしまったりとその日がマイナスになりがちです。
ボクも早起きするために試行錯誤してきた1人ですが、
早起きする日にはなるべく夜ご飯は控えると効果的です。

ダイエットでも、「○時以降は食べない」などと言いますが、その通りで
食べた後にすぐに眠っても身体の中では必死に消化活動をしていて体は休まっていません。
結果的に眠りも浅くなり、太りやすい身体になってしまいます。
どうしてもお腹がすいてしまうときは温かいスープや、夕方にチーズを食べると良いそうです。
また、寝始めてからの90分は成長ホルモンが出る時間と前述しましたが、このとき深部体温を下げるために身体はたくさん汗をかきます。
なので、眠る前に水を一杯飲んでおくと汗をかきやすくなりますし、寝ている間は水分不足で血液がどろどろになりがちなので、血流を良くする意味でも水分補給は効果的です。
常温か60℃以下のお湯が良いそうです。

いかがでしょうか。
ちょっとした工夫を続けていくと、それが生活習慣となり、ご自身の健康管理につながります。
若いときほど、健康の有り難みには気付きづらいですが、
ここぞ!というときにベストなパフォーマンスができるか、は日々の自己管理にかかっています。

20代は色々と無茶をしたこともありますが、
経営者として結果をつくろうと思えば思うほど、大切な人の存在は増えますし自分身体が資本と思うようになりました。

ぜひ、送迎会・歓迎会・お花見などお酒を飲む機会が増えるシーズンですが、
自分自身の健康にもアンテナをはると良いかと思います。
飲みすぎはくれぐれも注意ですね。(自分に1番言い聞かせています(笑))

ご一読ありがとうございました。

参考文献:
あきらめていた「体質」が極上の体に変わる/小林 麻利子著

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